2008年1月16日水曜日

ラジコン用グローエンジン スローの調整

ラジコン用グローエンジンの調整目安としては、スローニードルはメーカー出荷時のままでメインニードルは2回で良いでしょう。こうすることによりアイドリングが濃くなり過ぎないので、エンジンの始動性も良くアイドリングの安定もよくなります。最近、ローコストな60入門機が人気が高いようですが、本当に長く付き合える入門機が多いかというと少々疑問に感じます。フレームやエンジン周り、スワッシュやリンケージなどのコントロール系、ボディーなどにまったく問題が無いのが長い目で見ると付き合いやすいです。

初めからお金に余裕があるなら、メンテナンス性の良さでキャリバーをお勧めしますが、コストパフォーマンスを考えるならお勧めなのがErgo60FAICCPMです。さて、まず始めにメインニードルをあわすために、上空飛行をします。純正のSFメインブレードの場合、ハイピッチを8度(実際に使うと思われるピッチよりもやや低め)に設定します。

上空を追い風で水平飛行をさせてニードルを合わせます。一番機速の乗る位置より3コマ開きます(使用する燃料により異なります)一応メインニードルはこの位置のままにしておきます。良くある失敗パターンに、アイドリングを良くするためにアイドルねじを締めすぎて中速まで薄くしてしまっている機体が有ります。アイドルねじは締めすぎると中速にまで影響し、ホバリングが安定しなくなると言うことは覚えていて下さい。

OS32SXの場合、アイドリングでほっておいたら、1分ぐらいで止まるぐらいが正常な状態です。チューンド系のマフラーは一般的に上空がよくてもホバリングが薄くなって落ち着きが無くなり、調整が微妙になります。3Dなどを目指す方は、上空でのパワーが出るので試してみる価値は有ります。従って、調整の仕方は、まず、大まかなピッチカーブを設定しておき、スロットルカーブはホバリング位置付近でエンジン回転が変わらないように寝かせておきます。

飛ばしてみてスティック動作と機体の上下動作が自分のフィーリングに合うようにピッチカーブを調整し、最終的にエンジン回転が変わらないようにスロットルカーブを調整し直します。こうしておけば、送信機側から、ガバナのオン・オフ、回転数制御、ノーマルモードではスティックがある程度上がったところで自動的にガバナが入るように設定できます。また、スティックを下げきったり、ホールド時は自動的にガバナが切れます。最後に、回転数のモニター画面にして、各モードの設定回転数を確認します。

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