2007年11月14日水曜日

ラジコンヘリの直進飛行

ラジコンヘリは、直進飛行するためにラダーを正確に打つ必要があります。ラダー操作に自信のある方は問題ありませんが、ラダー操作に不安のある方は、特別 な演技以外は、ラダー軸のジャイロはノーマルモードで使用してください。ジャイロは、機体の姿勢変化が起きると、センサーが動きを検出し、動いた方向と逆方向の操作信号をサーボに伝えます。サーボはジャイロ信号を出来るだけ早く動かすことが重要となります。

従って、サーボは高速で、応答速度の速いサーボが必要となります。この点、ディジタルサーボは非常に応答速度が早いため、ジャイロに最適です。 ジャイロは感度が上がるほど、制御性能が向上します。しかし、感度を上げすぎると、ハンチングと呼ばれるサーボの振動が発生してしまいます。ディジタルサーボを使った場合、ノーマルサーボと比較して、2~3割程度、ジャイロ感度が上げられます。

ジャイロ感度は、機速や舵の面積、リンケージなどで変わります。舵の良く効く機体はジャイロ感度が低めになります。又、機速が早くなると、ジャイロ感度を低くする必要があります。逆に、離着陸では感度を上げることが出来ます。感度を使い分けるのも、ジャイロ性能を引き出すための一つの方法です。一般 的に、約50%のジャイロ感度で飛行させて様子を見、ハンチングが出ない最大値を見つける方法が良いと思います。過大感度で、大きく機体がハンチングすると、機体の分解やサーボの破損も考えられますので、最初は感度を低めで飛ばすのが安全です。

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