2007年9月7日金曜日

零戦、雷電、ムスタング、テキサン

一般的にガソリンエンジンや電動というと、グローエンジンに比べノイズが出やすいのではないかとのご心配があると思います。確かにその傾向はあります。しかし、きちんとおさえるところをおさえておけば、特に現在の無線システムであれば問題はありません。そんな中、アメリカA123Systems社が開発した新しい電池が注目を集めつつあります。

同社はこのA123という電池を産業用、特にハイブリッド自動車向けなどを中心に開発をしているようですが、すでに電動工具などでは一部実用化されているようで、ナノテクノロジーを駆使して作られた材料により作られたリチウム系の電池で、現在販売されているものよりも充電時間が短く、安全でより強力なバッテリの開発に至っているようです。実際にブラシモーターとの比較でも、価格が同程度以下になれば、省電力で高出力にすることが容易なブラシレスモーターが普及してこない理由は無くなってきます。

そんなことで、現在の主流がブラシレスモーターになってきているのでしょう。零戦・雷電・ムスタング・テキサン等のお馴染みの機体や、オリジナルの双発機、ビデオカメラ搭載機・・・等々・・・マニアの方々が色々挑戦されており、その出来映え、飛行性能は素晴らしいものがあります。その殆どは、GP機のキットを改造したものや、全くのオリジナルといった 540クラス以上の大きさのものが主流で、400クラスの製品としては、現在のところ数はあまり多くありません。ラジコン空物の飛行には、注意が必要です。

時々報道されるように、ラジコン空物が絡んだ対人事故が、年間数件の割合で起こっています。電波の混信など、不可抗力で墜落することもありますので、飛行前の電波状況チェック、バンド管理は重要です。サーマルに当たらない場合は、また向きを90度変えて反対側に斜めに飛行させましょう。何度か同じ事を繰り返すと、サーマルに当たらなければ機体は高度を下げてしまいます。ある程度機体の高度が低くなったら、飛行場に帰ってきて、着陸態勢に入りましょう。

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