2007年9月24日月曜日

ラジコンヘリ ローター回転数の設定

ホバリングしている状態から、ホールドSWをONにします。この練習は、オートロ時の着地寸前のピッチアップの練習です。ホールドSWをONにしても、絶対にストンとは落ちませんから、落ち着いて練習して下さい。最初は 通常より低めのホバリング状態でやってみましょう。50Cm位の高さなら、そのままほっといても降りますから着地寸前に少しピッチアップして見ましょう。入れすぎると逆に浮き上がりますから、気を付けて下さい。慣れてくれば少しずつ高さを取り アイレベルからやってみましょう。ここでピニオンギヤを選択するに当たり、まずどのような飛行をするか決める必要があります。

つまりはメインローターの回転数を、どの程度に設定するかです。ホバリングを中心とした軽飛行から、エンジン機を越えるようながんがんの3Dフライトを行う仕様まで設定をすることが可能です。基本的にはメインローターの回転数が一番重要となってきますが、エンジン機とは違い振動が少ない電動ヘリコプターのメインローターは、エンジン機よりは高めにセットする事ができます。ホバリングを中心とした軽飛行の場合、ホバリングで1700回転から1800回転、フルで2000回転程度の設定が良いと思います。またがんがんの3Dフライトを行いたい場合は、最高回転で2500回転以上の設定がおすすめです。この場合はメインローターの強度を十分考慮する必要がありますのでご注意ください。

3000回転程度の設定でのフライトも、かなり敏感にはなりますが可能です。まず目標に置いているメインローターの最高回転数が、フルハイで合っているか確認します。ある程度調整が取れるまでは過回転、回転低下が考えられるので、気をつけて確認します。過回転の場合はメインローターのピッチ角を大きく取って行きます。回転落ちが起こる場合はピッチ角を少なくして行きます。メインローターが対称翼の場合は、上下でもほぼ同じ状態と考えられますので、上側が取れたら下側もとりあえず同じピッチに合わせます。次にスティック中心位置を合わせます。これはピッチ角が0で動かす必要はありません。過回転、回転低下はエンコンを動かして行きます。

ある程度舵を打った状態での確認もしてください。回転が低下する場合は%を大きく、回転が過回転になる場合は%を少なくします。上記でフルハイ及び中心のセットがほぼできました。まだ背面側は合わせておりませんがその前に中心からフルハイまでの設定を行います。これはそれぞれ飛ばすひとのフライト方法にもカーブは異なります。ある程度舵を大きく打った演技を行う場合は比較的カーブはポジテブ(ドーム状のカーブ)に大きくなり、あまり舵を大きく打たないフライトの場合はあまりカーブは大きくなりません。ネガティブ(おわん状の逆カーブ)になることはほぼ無いと思います。実際に中心からフルハイまで徐々に上げて行き、何点かの位置でピッチを変更してもローターの回転がほぼ一定になるようにカーブを取って行きます。

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