2007年9月14日金曜日

ラジコン スロープソアリング

エンジンを始動して機体を置き、10M離れて練習を開始するのですが、もし風が吹いていたら、機体を風上に向けて練習しましょう。目安はヘリから出る煙が、自分の方に向かってきていればOKです。ラジコン飛行場の都合上、風上で練習できない場合は、飛行クラブの方に飛行場のどの場所で練習すれば良いかを聞いてください。スロープでは、風があれば必ず上昇することができると言っても過言では無いでしょう。あまり風が弱いと機体によっては上昇できない事もありますが、一定以上の風があれば、基本的には斜面から外れなければグライダーは上昇をすることができます。

また、高度を維持することも容易です。山のスロープに行かなくても、大きな土手などでは風が良い方向であれば、結構なスロープを楽しむことができます。特にお椀状に土手がカーブしているそこの部分では、風が良く集まり土手ソアリングを楽しむことが容易です。サーマルの場合は、いつでもあるわけではありません。時間帯によりある場合と無い場合もあります。また、小さな物は直径数メートルの範囲での上昇気流なので、それに長い時間乗ることはとても難しいことです。また、サーマルはいつまでも同じ場所にはありません。通常は風の流れと一緒に流れて行きます。

しかし、風の方向や強さを感じ取り予測することにより、目には見えないサーマルが感覚で分かってくるようになります。また、サーマルに入ったときの機体の挙動の変化により、サーマルにとどまっているか外れてしまったかも分かるようになってきます。機体をうまくコントロールすることにより、長い時間サーマルの中に機体をとどめて機体の高度を上昇させることが可能となってきます。サーマルには発生しやすい時期や時間帯、地形などがあります。冬の寒い時期、良い天候により空気が急激に暖められた場合などは、一面がサーマルになるなんて事も年に何度かあります。

また、比較的地形の複雑な場所では起こりやすい場所が出てきます。逆に夕暮れの時間帯などは、サーマルが出にくい状況にもなります。これらのことから、グライダーをサーマルに乗せたい場合の乗せやすい状況と言うことがおわかり頂けると思います。田んぼや畑の中にあるビニールハウスの上などは、ある程度気温が上昇していく時間帯ではかなりの確率で上昇気流を発見することができると思います。逆に水などの比較的空気の温度より冷たい物の上では、上昇気流は出づらいようです。アスファルトなどは、比較的出やすいようです。

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